精神科女医の健康談義

精神科医の立場で精神科医療や栄養療法、漢方治療などについてわかりやすくお伝えしています。

大阪マラソンへの道③-最後の1か月ー

 

ランニング初心者である私が、今年の9月からトレーニングを始めて、いよいよ本番の大阪マラソンまで残り3日となりました。

10月は走りこみ期間でしたが、11月は調整期間としました。

怪我や疲労に備えて、無理に走りこまない計画をたて、(私にとっての)長距離は10日に14km、24日に17km走っただけで、あとは5kmや10kmをちょこちょこと走りました。

昨日、最後の5kmランを終え、残りの3日は筋疲労が残らないように、ゆっくり過ごそうと思います。

11月の総走行距離は96kmでした。

9月以降の総走行距離は341kmです。一般的なランナーに比べると圧倒的な準備不足かもしれませんが、限られた時間で自分の納得のいくトレーニング、体調管理はできたと思っています。

 

練習を始める前は、「本当に走れるかな」「完走するなんて無理かもしれない」など、結果に不安を感じていました。そして自分で計画したトレーニングをやり終えて思う事は「精一杯やった、結果はどうだったとしても悔いはない」という気持ちです。結果ではなく、そこに至るまでの過程がとても重要に思えます。

 

私は医師になって以降も、専門医など様々な資格試験を受けてきましたが、同じことが感じてきました。勉強を始める前は、合格できるかという事にこだわりますが、勉強を始め、進めていくと、学んでいるというこの過程が重要であり、合格などの結果は後からついてくるものだからどうでも良い、と思えるようになります。

 

当日までは、肝臓や筋肉のグリコーゲンを増やすべく、食事はやや糖質を多めにします。消化の負担をかけないように、油ものは控えます。肝臓は乳酸をしっかりと分解してもらわないといけませんので、余計な仕事をさせてしまうアルコールも禁です。ビタミン、ミネラルに加え、COQ10カルニチンの摂取を続けます。

当日の朝は効率的なエネルギー産生を促すために、いつもより多めにMCTオイルを摂取しようと思います。ランニング中もこまめにアミノ酸をとります。

 

いよいよ明日はインデックス大阪でランナー受付です。

無事スタート地点に立てますように!

 

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